キャンパスライフ

在校生メッセージ

一級建築士を受験して Sato Ryusuke
〇受験の動機
私が2級建築士を受験しようと思ったのは就職してからの資格勉強の時間を少しでも省きたいと思ったからです。大学を卒業すると建築士の受験資格が得られますが、就職しながらの勉強は苦しい面が多いと考えました。なので、学生のうちに2級建築士を取得して、有資格者になりたいと思い、受験を決意しました。


〇学科試験について
学科試験はとにかく語呂合わせでもなんでもいいから用語を覚えることに専念しました。私が本格的に勉強を始めたのは3月頃で始めたばかりのことは分からないことが多かったです。まずはざっと教科書に目を通し、その後はひたすら過去問に取り組みました。2回解いても間違えた問題にはチェックをつけ、3回目はその問題を重点的に取り組みました。その後は過去問にない項目を教科書で確認し、全体的に理解を深めました。その結果、学科試験本番では、想定してなかった問題もありましたが、いままでの積み重ねがあったので突破することが出来ました。


〇製図試験について
製図試験は学科試験が終わった翌週から講座が始まり、正直学科試験でやりきった気持ちがありました。しかし、周りの人が頑張っているのを見て、再度スイッチを入れて取り組みました。私が意識していたことは作図のスピードを早くあげるために多くの枚数を取り組み、エスキス(間取りを決めること)に時間を使うことです。模試や課題で出された問題を確認し、再度エスキスし直して時間を測って作図する。これを試験1週間前まで繰り返しました。試験1週間前からはエスキスに力をいれ、どんな条件でも対応できるようにしました。結果として、試験本番では時間に余裕を持って完成することができ、細かいチェックを行うことが出来ました。試験本番ではどんな問題が来るのか分からないので、どの問題でも対応できるような対策をすることが大切だと思います。


〇最後に
資格試験の勉強は大変で苦しい時間もありました。その分、乗り越えた時、合格出来た時の達成感は大きいです。私が2級建築士に合格出来たのは何度も同じことを繰り返し、理解を深めたことが大きいと思います。そのおかげで本番で大きなミスがなかったです。これから建築士試験を受ける皆さんも細かいところまで気を配って勉強に頑張ってください。
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佐藤龍介