キャンパスライフ

在校生メッセージ

早めの対策を INUMARU SEIJI
Category:

犬丸 晴次

〇受験の動機

 二級建築士を受験しようと決めた理由は、就職後すぐに第一線で働きたいと思ったからです。就職してすぐは二級建築士、一級建築士の資格取得が求められ、業務と並行して勉強を行わなくてはなりません。学生のうちに取得できると業務に集中することができ、精神的にも身体的にも余裕ができると考えました。

 

〇学科試験について

 学科試験はとにかく早い時期に本気になること、周りと励ましあって高めあうことが大切だと思います。私は年明け頃から本格的に問題集に取り組みました。問題集は二周して、そのあとは苦手分野を重点的に取り組み、最終模試(約二週間前)の時点ではほぼ完璧に仕上げることができました。また、普段からわからないところを友人と教えあったり、模試の点数を競い合ったり常に高いモチベーションを保つことができました。その結果、試験直前は予想問題などに取り組むことができ、余裕をもって学科試験に挑むことができました。

 

〇製図試験について

 製図試験は学科試験の後、短期間で詰め込んで行うので効率よく行うことがとても大切だと思います。私が意識していたことは、毎週3枚の課題が出ていましたが、その3枚を必ず試験と同じ時間で、試験と同じ状況にして書くことです。私は量をこなすのが苦手なので、最低限の枚数でとにかく質を上げて書くことにしました。そうすることで、私は平面図の作図スピードが課題であることに早期に気づくことができ、対策を行うことができました。製図試験は時間との勝負なので自分の得意、不得意を把握して、それを基に本番はどのような時間配分をとるかを決めることが大事です。本番の試験は何が起こるかわからないので万全の準備が大切だと思います。

 

〇最後に

 資格の勉強はとても大変ですが、その分乗り越えた時の達成感は大きいです。私が二級建築士試験に合格できたのは一緒に試験を受けた友人の影響が大きかったと思います。私は一人だと勉強が続かないタイプなのですが、同期のメンバーと、「問題集ここまでやった」、「昨日は何時間勉強した」などお互いに情報交換をしながら競争できる環境だったからこそ、早い時期から常にモチベーションを維持することができたと思います。また周りの人の応援もとても力になりました。本当に感謝しています。これから試験を受ける皆さんも、ぜひみんなで高めあって、勉強を頑張ってください。