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平成27年度 日本建築学会大会

皆さんこんにちは。玉井研究室 修士1年の中島です。

さわやかな秋晴れの続く今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、9月4~6日に東海大学湘南キャンパスで行われた日本建築学会大会に参加してきましたので、報告したいと思います。

今年3月に行われた日本建築学会 九州支部 研究発表会にも参加しましたが、今回は全国規模の学会ということで、参加者は10000人超と非常に大規模なものでした。

玉研1

 

玉井研究室からは、以下の4つの題目で計7人が発表させて頂きました。

「露出柱脚の変形性能について」

「炭素繊維プレート接着補強鋼部材の繰り返し載荷試験」

「普通鋼せん断パネルダンパーの変形性能について」

「高強度鋼用の複半月充填ボルト支圧接合継手の繰返し載荷試験」 

傍聴者も非常に多く緊張している人もいましたが、7人それぞれが自分の研究についてしっかりと発表することができたと思います。

どの研究も、他大学の先生方や企業の方から鋭い質問や指摘を頂き、新しい課題や改善点が見つかりました。

また、同じ建築構造の研究をしている同年代の学生の発表を聴き、これからはより一層頑張らなければならないと刺激を受けました。

 

私たちは構造分野での発表でしたが、その他にも材料施工、環境工学、建築計画、都市計画、建築歴史・意匠など様々な分野があり、3日間で約6500もの研究発表が行われていました。

一重に建築と言っても、多くの分野に分かれていて、その中で一つ一つ研究が行なわれています。

構造物を建てるのに、この研究すべてが生かされているということに気付き、深く感動しました。

 

同月5日に開催された懇親会にも参加してきました。

他大学の建築分野の学生や先生方と、研究のことからプライベートなことまでざっくばらんにお話しすることが出来ました。

こちらは懇親会の様子です。

玉研2

私は建築分野の構造設計の仕事に深く興味を持っています。

今回、建築分野の最先端を行かれる先生方の前で、一人の学生として発表できたことを非常に光栄に思いました。

このような学会での経験を大事にし、これからも精進していきたいと思います。

 

 

プロフィール

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中島 康太 修士2年

長崎大学 工学研究科 構造工学コース 玉井研究室
長崎大学全学サッカー部
佐賀県立武雄高等学校卒

http://tmarc1.st.nagasaki-u.ac.jp/

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