二級建築士を受験して Miyamoto Ayu

Category：二級建築士

宮元亜優　

Miyamoto Ayu

〇受験の動機

二級建築士の受験の動機としては，時間のある学生のうちに二級建築士を取得しておきたかったからです。もちろん研究やアルバイトはありますが，講義も学部時代に比べると少ないことや，構造コースの先輩から「就職したら自分の勉強をやる時間がない」と聞いていたので，時間がある時に二級建築士を取得しておこうと思いました。

また，私は修士に進学する際に特に将来やりたいことが見つかっていなかったため，自分の将来の選択肢を増やすためにも二級建築士の取得を目指しました。

〇受験勉強

・学科

学科については，とにかく過去問を繰り返しやりました。特に法規は暗記科目ではないので，短期集中では点数につながりにくいと思います。どんなにやる気がない日でも，法規は必ず1日10問は解くようにして毎日法令集を引く練習をしていました。私のように法規以外でも自分のなかでなにか必ず守るルールを作ることも大事だと思います。

・製図

製図試験は，学科試験が合格したのちに練習し始めるので2カ月弱しかなく，毎日たくさんの図面を書いてとにかくスピードを上げることを意識しました。かなり精神的にも追い込まれていたので，学科は比較的一人で勉強したのに対して，製図は友達と頑張ることがモチベーションになりました。私も友達もアルバイトをしていたので，アルバイトが終わった後夜から集まり，時間を測って競い合ったりとお互いを高めあいました。

〇最後に

二級建築士の勉強をしていくうえで一緒に頑張ってくれる友達を見つけることはとても大事だと思います。講義や研究，就活など忙しいと思いますが，学生のうちに二級建築士を取得することは自信にもつながると思うので，ぜひ頑張ってください。