キャンパスライフ

在校生メッセージ

一級建築士試験を終えて Izumi Yuji
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泉雄史

 

 

・受験の動機

 私は、将来建築士として働きたいと考えており、いつかは建築士の資格に挑戦しようと考えていました。社会人になってからの時間的余裕を考えると、比較的時間のある学生の内に挑戦しようと思い、受験しました。

 

・学科試験の勉強方法について

 私は資格学校(日建学院)に通い、基本はカリキュラムに従って勉強しました。毎週の予習・復習の量が多く、それ以外の自分の勉強はほぼできなかったイメージがあります。その分、授業が終わった後の復習はしっかりしました。

 

【計画】

本試験の得点:17点

この教科は暗記科目で、細かい数値や語句などを覚えなければなりません。問題集を解くことも大切ですが、繰り返し教科書を読むことも大切だと思いました。資格学校のカリキュラム通りに進め、一旦学習した範囲は模擬テストや本試験の前に確認するようにしました。

 

【環境・設備】

本試験の得点:15点

この教科は、暗記科目というよりも理解の科目というイメージです。教科書を読み、問題集を解く際は、丸暗記するのではなく、根拠をしっかりと確認し、理解することが大切だと思います。1週目で理解していれば、2週目は思い出す作業で済むので、楽になると思います。

 

【法規】

本試験の得点:29点

この教科は他の科目とは大きく違います。法令集を持ち込むことができ、問題の箇所を引くことができれば、解くことができます。しかし、試験の時間が短いため、該当箇所を素早く引けるようにしなければなりません。この教科に関しては慣れが必要なので、早めに取り掛かるのが良いと思います。私は、資格学校の授業が本格的に始まる前に、他の人から問題集を借り、基準法の範囲までは解いていました。やり込めば、安定して点数がとれる得意科目になります。

 

 

【構造】

本試験の得点:30点

この教科は環境・設備同様、理解の科目のイメージです。過去問を暗記するのではなく、理解をすることで、初出題の問題にも対応できると思います。最初の方にある力学の問題に関しては、比較的簡単な問題ばかりなので、基本落とさないつもりで解いていました。

 

【施工】

本試験の得点:20点

この教科は計画同様、暗記科目で、細かい数値や語句などを覚えなければなりません。問題集を解くことも大切ですが、繰り返し教科書を読むことも大切だと思いました。資格学校のカリキュラム通りに進め、一旦学習した範囲は模擬テストや本試験の前に確認するようにしました。

 

・勉強をする上で大切だと思ったこと

【息抜き】

1級建築士の勉強はとても長く、息抜きをしないと途中で吹っ切れてしまうと思います。私の場合は、日曜日の資格学校後に友達と思う存分ゲームをして発散していました。また、学校(大学)の無い長期休みは旅行に行っていました。

 

【周囲の環境】

 私の場合は、研究室に1級建築士を受ける人が多く、一緒に夜まで勉強していました。一緒に勉強したり、競い合ったりできる友達の存在はとても大きかったと思います。