4月も中旬に差し掛かり、ゴールデンウィークが待ち遠しい今日この頃ですが
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日3月28日に、長崎県長崎市深堀町の「樋口家表門塗装ボランティア」に参加してきましたので、その様子を少しご紹介します!
(深堀については、以前の記事 https://www.st.nagasaki-u.ac.jp/blog/2014/09/25/2040/ も是非ご参照ください!)
今回、いろいろな御縁があって、お声をかけて頂きました。
長崎大学からは安武研究室の修士の学生2名が参加しました。
樋口家の門は、深堀の武家屋敷通りの”顔”と言っても過言ではないくらい立派で、地域の方々にも愛されているシンボルです。
この門をさらに美しくしようと、塗料メーカーの方や市役所の方々だけでなく深堀地区の住民の皆様も総出で塗装を行いました!
塗装の工程その① まずは、塗料を塗らない部分を養生します。
塗装の工程その② 木材の表面をきれいにします。
ワイヤーブラシで表面をごしごしこすります。
こするときは、木目に沿って行いました。
写真の右半分がこする前で、左半分はこすった後です。
こすると茶色くなる→木が劣化している、ということだそうです。
頭に煤をかぶり、全身黒くなりながらも劣化した部分を取り除き…
工程その③ 塗装開始~!!
塗料は、和信化学工業株式会社さんの水系木材保護塗料を用いました。
「チョコレート」という色だそうで、色の名前だけ聞くとおいしそうですね…(笑)
す
この容器を持って、ハケにつけて、門の上の方から塗ります!!
この写真は、門の内側です。
外側から立派な門を見る機会はあっても、内側から見れることはなかなか無いので貴重な体験でした。
そして、細かい修正を加えて、塗装完了!
もともと立派な塀がさらに美しくなりました。
最後に参加者全員で、記念撮影をしました。
今回、表門の塗装を初めて経験しましたが、楽しみながらすることが出来ました。
高いところを塗る時は、特に大変でしたが、皆で協力し合って終えた時には達成感を感じました。
表門や町民の方々の行動力を含めた深堀町の素晴らしさに、惚れ直した一日でした。
また、このようなボランティアに参加することで、普段は聞けないようなお話や、いろいろなお仕事に携わる人のお話を聞けたりもします。
現在構造工学コースに在学している学生さんだけでなく、これから先に入学してくる高校生の皆さんも
「面白そう!やってみたい!」と思う活動には積極的に取り組んでみることをおススメします!
安武研究室 修士2年
貢 宏美
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