吉武研究室 修士1年の田川 夏湖です。
3月に入り段々と暖かくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
構造工学コースでは、2月17日に4年生の卒業論文、2月20日に修士2年生の修士論文発表会が行われました。
対象の学年の皆さんはお疲れ様でした。
卒業を控えた皆さんはそれぞれ新生活に向けて準備なさっていることと思います。
私が所属する吉武研究室では、修士論文発表会の後、打ち上げが開催されました。
その際に、研究室の先輩である松屋啓佑さんのご両親から送って頂いたお酒で、松屋先輩に献杯させていただきました。下に献杯時の写真を掲載させていだだきます。
松屋先輩は2009年3月の卒業生で、卒論では、はすば歯車の振動の研究をされました。
卒業後は自動車会社のMAZDAに就職され、新車の開発を担当されていたそうです。
誠に残念なことではありますが、松屋先輩は病に倒れ、若くして亡くなられてしまいました。
私たちの研究室では、今も松屋先輩が担当されていた研究を引き継ぎながら活動しております。
献杯の際には、吉武先生から松屋先輩のこと、そして、ご両親の思いなどを伺いました。
先生方、卒業された先輩方、研究室の仲間、友人、そして何よりも大事な家族、このような多くの方々に支えられながら、私たちは大学生、大学院生として、研究や学生生活を送られていることを改めて強く感じました。
こちらが2009年の卒業生の皆様です。中央手前が松屋先輩です。
松屋先輩の思いを引き継ぐためにも当時の写真を研究室に掲げて、より一層研究に励んでいこうと考えております。
これから迎える3月、4月は、多くの学生にとって思い出深い大学生活に別れを告げる卒業、そして社会人としての新生活のスタートとなる季節です。
私自身も修士2年生という大学生活最後の年を迎えます。
研究はもちろん、就職活動、大学院生としての生活をより充実させていきたいと思います。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、皆様お身体を大切にお過ごし下さい。
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