こんにちは。もう7月に入り二週間が経とうとし、半袖で過ごしている方も多いと思います。ちなみに余談ではありますが、私は半袖半ズボンで過ごしています。
さて、5月24日にS-caféを開催しました!今回のお客様は“トヨタ自動車”で働いていらっしゃる長崎大学OBの4名に参加していただきました。お忙しい中、お時間を作っていただき、今回のような会を実現することが出来ました。その交流会の様子を、簡単に紹介させていただきます。
今回参加してくださった先輩方は中村一紀さん、糸山大介さん、森下享平さん、江藤寛さんの4名です。全員トヨタ自動車の技術者としてご活躍されています。学生の方はS-caféのメンバーをはじめ約25名ほど参加しました。
午前中は、こちらで事前に用意した質問について答えてもらいました。すべての質問に全力で答えてくださったので、一つ一つの言葉に重みを感じながら聞いていました。
就職活動や学生生活などについてお聞きしたので、ぜひこれからの進路選択に役立ててください。
Q1.
仕事の面白いところはどこですか?
A1.
クルマが全く動かないような状態からスタートし、苦労しながら頑張って、ようやく動くようになった時は嬉しいですね。また、振動等の問題を解決していくことにやりがいも感じます。海外に行けば日本で乗れない車なんかにも乗れますよ。
Q2.
トヨタ以外でどのような会社を受けましたか?
A2.
三菱重工などさまざまな会社を受けたのですが、最終的にトヨタを選びました。
Q3.
トヨタの福利厚生でいいところはどこですか?
A3.
クルマや家を購入する際に待遇があるところや年休もしっかりとれて連休が長いところはいいですね。また、運動会や駅伝大会、お祭りイベントもあるんですよ。婚活や人生設計のサポートシステムがあるところも魅力的ですね。
Q4.
面接で大事なことを教えて下さい。
A4.
一面接一笑いが大事になってくると思います。笑いを取るというのは簡単なことではないのですが、やはり面接という限られた時間で、面接官に『一緒に働きたい』と思わせることがとても重要になってくると思います。あと軸をしっかりもつことですかね。自分がその会社を志望する軸は大事です。
Q5.
「 できる人」に共通して言えることはどのようなことだと思いますか?
A5.
コミュニケーションがうまい人や時間管理能力、説明能力がある人ですね。説明能力がない人は10の成果のうち2しか報告できず損をすると思います。あとせっかちな人も時間管理能力に長けてるってことにつながりますよ。
Q6.
会社はどんな人を探しているか?
A6.
人付き合いが出来るスキルを持つ人、一緒に働きたいと思う人、周りと一緒にうまくやれる人がいいよね。どんなに勉強ができても、一緒に働きたいと思った人が欲しい。
Q7.
学生時代後悔していることはなんですか?
A7.
まずは英語力ですね。トヨタはTOEIC730点以上を取っているかどうかで待遇が違ってきます。あとは工学の基礎的な勉強をもっとしておけばよかったと思います。それと学生の頃友達を多く作っておけばよかったと後悔しています。今は会社の同僚や先輩、後輩がたくさんいますが、それとは別に友達がいるかと聞かれたら、少ないですね。学生の頃の友達は大事にすべきだと思います。
Q8.
社会人になり意識が変わったことはなんですか?
A8.
お金の責任です。自分がもらっているお金に見合うだけの活躍ができているか、またお客様に還元できているか、そういったところに責任を感じますね。社会的責任としてはポイ捨てができなくなったことです。いい街を作ろうと思ったらポイ捨てなどできなくなりますよ。
緊張している学生からの質問に対しても、優しく対応してくださり、間に笑いも交えながら終始良い雰囲気で進んでいました。
午後からは二つのグル―プに分かれての質疑応答の時間を設けました。
学生は午前中聞けなかったことをいろいろと質問したり、OBの方々から質問していただいたりと説明会ではあまりできないようなことが出来てよかったです。
私はOBの方々からの質問にあまりうまく答えることができず、終始たじたじでした(笑)
最後に今回の司会を務めさせてもらった梅崎(M1)から一言感想を言わせてもらい、その後S-caféの創始者のうちの一人で、来年からトヨタ自動車で働くことになっている飯田さん(M2)から、これから就職活動を控える後輩たちに向けて、『学生時代の一日一日を無駄にしないように、日々真剣に且つ疑問を持ちながら生活するように』とのアドバイスがありました。
今回の交流会に参加させていただき、就活活動、社会人について真剣に考えさせられた有意義なものになりました。
まだ2016年卒向けの就活まで8か月ほどありますが、準備をする時期は早いに越したことはなく、意外と自分の事を一番自分が理解していないのです。
今から何か自分にできることはないか模索してみてはいかがですか?
身の回りの多くの人と関わって、多くのものを吸収し、自分という一人の人間を知ろうと努力してみてはいかがですか?
今考えていることを頭の中だけでとどめず、ぜひ行動に移してみてください!
最後になりますが、訪問してくださった中村さん、糸山さん、森下さん、江藤さん、本当にありがとうございました。
是非、次回もお待ちしております。
担当 森田研究室 修士1年 梅崎 俊樹
コメント