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学校生活の紹介 その⑤ -勝田研究室-

こんにちは。勝田研究室の西村と馬場です。

今日は私たちの研究室から学生生活の紹介をします。

勝田研究室では勝田順一准教授の下,主に金属疲労による破壊と,ヒューマンエラーについて研究をしています。

私たちの研究室では,鋼橋梁,機械,エンジン,船舶,航空機,自動車,鉄塔,海洋構造物,鉄道車両など,様々な分野で実際に必要とされる基礎知識を勉強しています。

 

ところで皆さん、金属は壊れてしまうことを簡単にイメージすることができますか?

 

金属に大きな力をかけると壊れるのはイメージしやすいと思います。

しかし,小さな荷重でも金属は壊れてしまうんです!

繰返し力を加えることによって,壊れることがあります。

これを「疲労破壊」と言います。

 

構造物が壊れる原因のほとんどは「疲労破壊」だと言われています。私たちが生活していくだけで疲労していくように,金属も使用していくだけで疲労しています。

金属材料に疲労により亀裂が発生すると,それが成長して,最終的に破壊に至ります。

疲労亀裂の発生を止めることはできません。

 

そこで私たちの研究室では,亀裂の成長を抑える鋼材の開発,正確な金属疲労寿命の予測を目的とした研究を行っています。これらの研究を行うことで,長持ちする構造物や構造物の寿命の予測ができるものと考えています。

他にも私たちは、ヒューマンエラーについても研究しています。

現代はさまざまな分野で工学が進歩していますが,事故はなくなりません。

 

勝研1勝研2

 

その原因の一つにヒューマンエラーが関与していることが考えられます。

人はどんなに訓練を積んで,注意を払っていても思いがけないミスをしてしまいます。

 

みなさんもそんな経験はありませんか?

 

そこで,ヒューマンエラー防止のため,認知脳科学を使用した解決策について研究しています。その中でタッチパネルディスプレイを用いて脳血流の計測を行ったり,他大学のフライトシミュレータを用いて計測を行ったりしています。

 

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研究が忙しい分、先輩・後輩との飲み会やレクレーションには全力で楽しむ研究室です。

一緒に荒野を乗り越えてみませんか?

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勝田研究室担当:西村和也・馬場大輔

 

プロフィール

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飯田康博 修士2年

飯田康博 修士1年
長崎大学大学院 工学研究科 玉井研究室 修士2年
研究内容:せん断パネルダンパーについて研究しています。
趣味:ドライブ・ツーリング

http://tmarc1.st.nagasaki-u.ac.jp/HP/NU/NU.html/

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