キャンパスライフ

在校生メッセージ

竹村
竹村 潤 Jun Takemura
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自分の夢をかなえるために

私は幼少期からアパート住まいであったため,一戸建ての住宅に憧れを抱いていました。建築を高校と大学で学ぶにつれて,自身の手で自分の住宅を設計できるようになりたいという夢への想いが強くなり,また,進路先も住宅メーカーに就職したいと考えるようになりました。そこで,二級建築士を取得することが出来れば,就活にも有利になりますし,私自身の夢を叶えるまでの過程では必要不可欠であるため,二級建築士の取得を目指しました。構造工学コースでは定められた数の単位を取得していれば,大学卒業と同時に二級建築士の受験資格が得られるため,勉強は大学四年生の12月頃から週に一回,資格学校に通うことから始まりました。建築士の試験は学科と製図があり,どちらとも資格学校のアカデミック講座を利用しました。学科試験はペーパーテストであり,学科試験に対するアカデミック講座は価格も安く,まじめに勉強していれば合格すると思います。しかし,製図試験は学科試験とは異なり,専門的な技術と知識が求められるため講座の費用も高いです。前もって計画的に貯金すればよかったというのが正直な感想です。

製図試験の講座は一般の方は講師による生講義が行われます。しかし,私の場合はパソコンで講義を行う通信講座を選択しました。通信講座を選択した理由は価格が半分以上安いからです。そのため,通信講座を選択した私は一般の方よりも努力したいという想いが強く,1回で5時間の時間がかかる図面を1日に最低2回行うことを心掛け,努力しました。製図試験で通信講座を利用して,一番不便に感じたことは他の受験者と自分の図面の比較ができなかったことです。やはり,他人との技術量の差がわからないと,自己のスキルアップにもつながらないので,通信の製図講座を通して,同じ試験に取り組むライバルと能力を高めあいたかったと思います。こういった講座に対する不満があっても,私は二級建築士を取得する事が出来れば,自分の夢に近づくことが出来ると日々思いながら,モチベーションを保って日々,精進していました。勉強していた場所は,主に大学の研究室で,24時間使用することが出来たので,就職して二級建築士を受験されている社会人の方と比べると,いい環境でより技術を高めることが出来たと思います。資格勉強中に私が犠牲したものは1つもありません。大学の授業も,研究も,アルバイトもすべてを両立させながら,資格取得に根気強く取り組んだ過程は体力的に非常にきついものでしたが,それよりも夢を叶えたいという想いで資格勉強の日々を過ごし,なおかつ,試験に合格することが出来たことは自分にとって,今後の大きな糧になると思います。

私たちが所属する構造工学コースは建築だけでなく,機械や造船,土木といった様々な分野の構造を勉強する特殊な学科です。構造工学コース内で建築関係を目指す後輩の皆さんは他大学の建築のみを専攻している学生さんと比べると建築に対する知識も技術も劣ってしまうと思いがちな傾向にあると思います。しかし,その建築に対する知識量の差は自分の努力次第で埋まるのであると思います。そのような不安よりも,私は構造を十二分に理解しているがゆえに他大学の建築専攻の学生よりも技術面で勝るものがあるのではないかと思っています。後輩の皆さんは自分が進みたい道を諦めず,なおかつ,構造工学コースらしさを誇りにもって,資格取得や勉強に臨んでほしいと思います。