構造設計を行うには、力の流れ・材料の性質などを把握することが不可欠です。
構造工学科を選んだのはなぜですか?
ものづくりに興味があったこと、特に地震に強い建物を造りたいと思ったからです。
構造工学科で勉強したことで何が現在の仕事に役立っていますか?
構造力学・材料力学・コンクリート工学・土質力学など構造設計を行うには、力の流れ・材料の性質などを把握することが不可欠です。また、どんなに頑丈な建物でも、それを支える基礎がしっかりしていないと建物は成立しません。それらを組み合わせて建物を設計していくのですが、その基礎や導入部分を在学中に触れられたことが役に立っています。
これから大学に進学する高校生にメッセージをお願いします。
大学選びは、これからの人生に多少の影響は与えるものの、それで全てが決まるわけでありません。大切なのは、そこで自分が何を感じ、どんな行動を起こすかだと思います。将来、これを仕事にしたいというものを見つけてください。