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新コース長の挨拶

新コース長の挨拶

 

2021年度の構造工学コース長を務めます中原です.

私は,2015年に本学に着任しており,長崎大学も早や7年目になりました.これから始まる7年目にして,私はコース長3回目です.もちろん昨年の新型コロナウイルス対応も大変でしたが,この6年間,いろいろと問題は発生しており,その都度,教職員一丸となって困難に対処して来ました.ある意味,私は,非常時のリーダとしての経験が既にあります.

昨年から始まった疫病の渦中でまず思い浮かんだのは,17世紀にペストが流行したイギリスにおいて,ニュートンが万有引力を発見したという逸話です.疎開したニュートンは,日がな一日思考に明け暮れ,近代精密科学を確立させたというエピソードは,我々研究者を勇気づけます.

外に出られないなら,家でできることを一所懸命にすればよいと思っています.幸い,構造工学コース内で,コロナの影響で,学習・研究・就職に大きな支障が出たという話は聞いておりません.私自身,この際,深く学問を究めるにあたって時間がとれる稀有な機会だと前向きにとらえています.これはブラインド・オプティミズム(盲目的楽観)ではありません.

事実,昨年度に,在学生2名が,一級建築士試験に合格しています.また,在学生5名が,二級建築士試験に合格しています.就職についても,例年と変わらず,官公庁や民間などの幅広い業界,一例として,竹中工務店・積水ハウス・トヨタ自動車九州・長崎県庁・佐賀県庁など,好調です.

構造工学コースは,「構造物を作る」という一点を共有しているエンジニア集団です.このため,建物・自動車・航空機・船舶・橋梁など,構造物を作る業界に多数の卒業生を輩出しています.産業構造の変化に対応しやすく,出口としての就職先を様々に選択できるため,入り口である志望人気も高いコースです.このような融合分野コースは,近年の社会の風潮であるので,構造工学コースも最近できたのかなと思われがちですが,なんと50年前にスタートしています.長い歴史を持つ工学系融合コースは,国内でここだけです.設置に携わった方々の先見の明に感服します.

今後の,構造工学コースの歴史は,皆さんが作ります.皆さんが,社会に出て,活躍するには,基礎をしっかり学ぶ必要があり,そのために綿密に考えられたカリキュラムが用意されています.このカリキュラムは,皆さんの「考える力」を養成することを目標として,作られています.今までのような,点数をたくさん取ればよい受験勉強のようなものから脱却していただきます.初めは戸惑うでしょう.先生方のお話を注意深く聞いて,徐々に大学教育に慣れていってください.あなた方は,様々ある魅力的な進路を選択できるチャンスがあります.しかしながら,熱意と努力なしでは,どんなチャンスも生かすことはできません.健闘を祈ります.

2021年度コース長 中原 浩之

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