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令和元年度 修了生 卒業生の皆様へのお祝いのメッセージ

令和元年度 修了生 卒業生の皆様へのお祝いのメッセージ

パンデミックとされた新型コロナウイルスの世界的な流行により、毎年実施されていたブリックホールでの式典、コースでの授与式等が中止になりました。皆様は、大変残念な思いをされていることと思います。

構造工学コースの教職員も同じ思いですが、せめて、皆様に「おめでとう」の一言を申し上げたく、どのような手段が適切かを検討した結果、構造工学コースのホームページに、コース長が代表してお祝いのメッセージを掲載することとなりました。

 

修了生、卒業生の皆様、修了ならびに卒業、まことにおめでとうございます。

こころよりお祝い申し上げます。

 

本日は天候にも恵まれ、天も皆様を祝福しているようです。

本日のおめでたい日を迎えられたことは、本人の努力はもちろんのことですが、皆様をこれまで支えてこられたご両親、ご家族の皆様、あるいは友人や回りの多くの方たちであります。まずは、お世話になった方たちに、感謝の気持ちを込めて、無事、卒業できたことをお伝え下さい。

さて、これから皆様は、社会に巣立って行かれるか、あるいは大学院で継続して勉強されるなど、それぞれの道を歩まれるわけですが、私から人生の先輩として、いくつか思いつくことを述べさせていただきます。皆様の励みになれば幸いです。

9年前には、東日本大震災という未曾有の災害に見舞われました。津波とともに原発災害というこれまでに経験したことのない大災害を経験し、現在も復興の最中です。また、今回は新型コロナウイルスという災厄がふりかかってきました。まさに、国難というべき事態に対して、どう取り組むのか、どのようにしてこの国難を克服していくかが問われています。これは、政府にまかせておけばよいということではなく、我々一人一人の問題としてとらえ、考えていかなければなりません。

今後、皆さんは上述した国難ほどではないにしろ、個人個人それぞれ異なった困難な問題に出会うことでしょう。その際、その問題をいかに克服していくかが問われます。問題を解決し、新たな未来を切り拓いていくには、「創造力」が必要であると考えています。私は、日本人の「創造力」、特に皆様のように若い方の「創造力」に大いに期待しております。ここで申し上げたい「創造力」とは、簡単に言えば、「新しい考え方とそれに基づき、新たなものを生み出していく力」のことであります。

資源のない我が国が、敗戦後、急速な経済的発展を遂げ、「科学技術立国」として世界でも有数の国になったのは、とりもなおさず、日本人のもつ「創造力」によるものだと思います。

今回の新型コロナウイルスの影響で、日本経済が急激に失速してこの先どうなるのかとの不安は払しょくできませんが、最近のノーベル賞受賞は、日本人学者が続いており、日本人の手によって創造された研究は、将来的に明るい話題として注目すべきです。私は、「日本人の創造力」に、「科学技術立国」としての日本の明るい未来を信じております。

皆様も明るい日本の将来を信じて、それぞれの持ち場で、一人ひとりが「創造力」を発揮していただきたいと思います。一人ひとりの「創造力」は例え、小さなものであったとしても、結集されることにより、より大きなものとなり、直接、間接を問わず、国難の克服につながり、さらには明るい日本の将来につながっていくものと確信いたしております。

もちろん、皆さんが「創造力」を十分に発揮するためには、前提条件があります。それは、「健康管理」です。「健康管理」は自己管理能力ともいわれています。大事なことは、「健康のために規則正しい生活習慣を身につけること」です。今は、皆さんには若さがありますから、昼夜逆転の生活や、少々無理をしても大丈夫だという思いが強いかもしれませんが、私のように60歳半ばにもなりますと、そうはいっておれません。自らの健康管理をきちんとしたうえで、明るい日本の将来を信じて、そして何よりも皆さん自身の力を信じて、各自の「創造力」を発揮し、大きく羽ばたいていただくことを心より願っております。

 

以上、はなはだ簡単ではございますが、私のお祝いの言葉とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございました。

 

令和2年3月25日

 

 令和元年度 構造工学コース長 原田哲夫

 

 

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