研究室・教員紹介

居住環境学・建築環境工学

研究室HP

研究室の概要

居住環境の健康性・快適性に関する研究

2003年7月より全ての建築物に機械換気設備の設置が義務付けられましたが、それ以前に建設された既存住宅には適用されないため、換気量の不足によって室内化学汚染が生じ、居住者の健康被害が生じるケースがあります。そこで、住宅内の熱空気環境に関する実態調査を通じて、室内化学汚染の原因解明とその防除法の提案を目的とした研究を進めています。また、児童や高齢者に適切な熱空気環境に関する研究にも取り組んでいます。

家族類型別・建物種別省エネルギー手法の解明

日本の世帯数の将来推計によれば、一人当たりのエネルギー消費量が多い単独世帯が2006年以降最も多い家族類型となっており、今後も増加することが予想されています。効果的なエネルギー削減手法を提示するためには、家族世帯や単独世帯などの家族類型別に省エネルギー手法を提案するのが望ましいと考えます。省エネルギー手法として、ライフスタイルへの配慮によってエネルギー消費を抑える方法の効果について検討しています。

住宅に限らず、大学や学校など、さまざまな建物のエネルギー消費量の実態把握を通じ、省エネルギー手法を建物種別に解明していくことも重要です。

ゼミについて

研究テーマは基本的に各自の希望を踏まえつつ、上記のような研究の枠組みの中で進めていきます。本研究室では、実測やアンケート調査などの手法を用いて研究することが多く、一人ではできない研究がほとんどです。したがって、本研究室の学生はお互いに協力して他の学生の研究の手伝いをすることになります。学生同士、他の学生が取り組んでいる別の研究テーマを経験することができるため、建築環境について幅広い知識を身に付けることができます。

icon-genjo 准教授
源城かほり Kahori Genjo

メッセージ

地球環境問題が深刻化する現在、エネルギー消費量は可能な限り抑制していくことが必要です。でも快適に過ごしたいし、我慢はしたくない。そんな我儘な人間を取り巻く住環境を巡る諸問題を解決すべく、建物の性能や設備だけでなく、居住者のライフスタイルに着目した研究に取り組んでいます。

詳しいプロフィール
おすすめの書籍など
  • 夜は暗くてはいけないか 暗さの文化論
    乾正雄
    現代の都市や建物は明るくなりすぎたのではないか、明るいことはよいことなのか。ブリューゲルの「雪中の狩人たち」に見るヨーロッパの冬空やロマネスク教会内部を例に、場所や空間の暗さについて評価しています。2011年の東日本大震災以降、照明を間引くなど、節電が積極的に行われました。1998年に発刊された本書ですが、明るさの価値を再検討すべきであることについて、早くも指摘がなされています。
  • 環境建築ガイドブック
    日本建築家協会 環境行動委員会編
    全国各地の環境に配慮した建築228点が紹介されています。地方ごとに主要都市の気候や特徴がまとめられ、各建築には写真入りで環境調整技術の見どころが記されていますので、環境に配慮した建築を勉強したい人にはお勧めのガイドブックです。
  • 研究室・教員紹介

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