S-CAFE

長崎県庁に行ってきました!!!

11月12日(月)に長崎新県庁にS-CAFÉメンバーと応募してくれた構造工学コースの学生で見学に行ってきました.

長崎の旧県庁舎の老朽化や耐震性の不足,分散化などの問題を解決すべく,新県庁舎が建設されました.工期は約三年,企画や設計の期間を合わせると約七年がかかり,事業費は424億円と長崎では今後これ以上ないほど大きな建物となっています.また2011年の東日本大震災の教訓を生かし,地震による建物の揺れを軽減する免震装置が導入されていたり,主要な機械室をすべて二階に配置したりと工夫がなされています.長崎県庁はこれからも新しく生まれ変わり長崎の新しいシンボルとして長崎を支えていきます.

 

県庁の職員の方,新県庁舎建設に携われた西村一成さんに案内をしていただきながら,見学しました.僕たちが構造工学コースということもあり,構造に関した内容の説明であったり,設計においてどんなことがどう大変だったかを詳しく説明していただきました.まるで要塞を探索しているようですごくおもしろかったです.

 

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こちらはエントランスでの説明を受けているシーンです.

みんながこんなに上を向いているのには理由があって,エントランスは4階まで吹き抜けとなっており天井が高く,非常に迫力があるつくりとなっているからです.建物の玄関で外部の人や県民が来る場所なので業務する場所よりも木材が多く使われており,工夫がされていました.

 

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中にはこのような県民が利用することもできるフリースぺ―スがいくつかありました.実際に職員さんが仕事をしているフロアにもお邪魔させてもらいましたが,職員同士が仕事について話すスペースがいろんな種類あり,働きやすくなる工夫を感じました.実際案内していただいた職員さんは前の県庁舎よりも働きやすくなった,ほとんどの職員がそう思っていると思う.と仰っていました.

 

 

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見学が終わった後,案内をしてくれた西村さんとお話をしました.

参加した学生の中には建築志望の学生が多く就職の相談や,仕事の内容,今だから言えるエピソードなど多くの質問に答えていただきました.

シャッターの設計をしているときに夜,夢でシャッターに囲まれる夢を見たという話は個人的にインパクトがありました.

 

 

今回の県庁見学は県庁の職員さん,西村さんの協力があり,有意義な時間となりました.ありがとうございました.参加した学生も楽しかったや建築に興味が沸いたと言ってくれたので企画してよかったと思います.

見学の中で僕たちが特に興味を持ち面白かった部分について特集を書きましたので後日それについて投稿いたしますので楽しみにしておいてください.

プロフィール

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稲垣和成

出身:大分(臼杵高校)
趣味:スポーツ観戦,
好きな構造物:港大橋
吉武研究室

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