S-CAFE

2014.3.31 大学見学ツアー

2014年3月31日に大村の中学生と小学生が大学に遊びに来てくれました。

 

どういうこと?と思う方もいられると思いますので、経緯からお話します。

 

私は構造工学コース4年の清崎です。

 

大学1年時から大村の塾で講師のアルバイトをしています。

 

私は生徒達にどんなことでもいいので、目標や夢を持って学生生活を送ってほしいという思いがありました。

 

それは私が夢や目標を持つことなく、大学4年生まで生活を送ってきたため、

今就職活動で大変苦労し後悔しているからです。

 

そのため生徒達に後悔してほしくないと思い、また夢や目標は、自分で見つけるものだと私は思います。そして経験したことのないことを生徒達に体験させる機会を設けることが私にできることと考え、大学見学をS-cafe内で計画しました。

 

見学の内容はただ大学内を歩いて回るだけでは、おもしろくないと思いまた、自分が生徒達にできることは、可能な限りやろう!と思っていたので、教職員の皆様、S-cafeの方々、先輩、同級生と連絡を取り、一般の人が見学できないものまで見学させてあげることを目指しました。

 

こうして今回の大学見学ツアーを計画しました。

 

見学当日は塾生が20人近く集まってくれました。

 

これが見学当日のスケジュールです。

日程

 まず10時に大学に到着し、そこから実験室の見学をしました。

 

実験器具は初めて見るものばかりで、とても興味深く説明を聞いていました。

 

生徒も緊張からか最初はいつもよりおとなしかったです。

 

大型の実験装置は普通の生活ではなかなか見ることが出来ないので、生徒たちにとっていい経験になったと思います。

大野さん

 

次にヒューマンエラーの研究の説明を受けました。

 

先輩が生徒たちにも理解しやすいように説明して下さったので、生徒達も興味津々に説明を受けていました。

 

聞くだけでなく体験型の研究だったので、生徒達も緊張が解け何度もその体験を繰り返していました。

 

また、質問時間の「幽霊もヒューマンエラーが原因ですか?」という質問には笑いが起き、先輩も困っていましたが、しっかり対応くださり私も見習いたいと思いました。

 

また、最後は生徒に向けてやさしいお言葉までかけて下さり、生徒も大変いい経験ができたと思います。

馬場さん

 

最後に、実験見学の予定でしたが時間の都合上見ることが出来なかったので、S-cafeの先輩への質問コーナーを設け、生徒達の疑問や不安を聞きました。

 

先輩自らいろいろとお話をして下さったり、話を生徒に振って下さったりしていただき生徒も私も大変助かりました。

 

その中では、普段生徒から口にしたことがない事まで聞くことができ、生徒達に感心しました。

飯田さん

 

そして、生徒からお礼の言葉を述べてもらい、長崎大学見学ツアーを終えました。

 

今回の企画は私の思いつきで始まったもので、計画の最初のころは大丈夫かな?と不安ばかりでしたが、教職員の皆様、S-cafeの方々、先輩、同級生の協力のおかげで、生徒たちにとって大変貴重で楽しい時間になりました。

 

生徒達にとって夢や目標を持つきっかけになったと思います。本当にありがとうございました。

 

担当:森田研究室4年  清崎

プロフィール

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清崎大貴

長崎大学 工学部 工学科 構造工学コース 学部4年 森田研究室
  研究内容:画像解析を用いた耐候性鋼橋梁におけるさびの外観評価について
  趣味: 旅行

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