研究室・教員紹介

建築構造・計算科学

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研究室の概要

大地震用の制振ブレース構造の開発とその中高層建物への適用

ブレースは水平力を分担する構造要素として有効であるが,圧縮側のブレースが座屈してエネルギー吸収性能が劣化するという欠点を有している.そこで,圧縮力が作用しないように設計したX型ブレースの中央交叉部に,有孔鋼板と連結材とからなる履歴減衰装置(ダンパー)を設置することにより,ブレースの座屈を防止し,取り付けた有孔鋼板の塑性変形でエネルギーを吸収する制振装置を開発し,激震時にも建物の柱,はりの主要構造部材に損傷を与えることなく,制振装置の取り替えのみで,容易に修復が行える耐震構造システムの提案を行う.この構造の有効性を,高精度のオンライン・コンピュータ制御実地震応答実験法を用いて明らかにし,また,ブレース制振装置の極低サイクル疲労試験を行って,その極低サイクル疲労特性を明らかにすると共に,疲労寿命式の提案や地震後の装置の取り替え,補修時期について検討する.


  

ゼミについて

過去の論文テーマ

ゼミ生による過去の論文テーマや実際の論文

  • せん断パネルダンパーの等価せん断座屈変形角について
    玉井宏章、島津 勝、尾川勝彦、高松隆夫
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.229-236 、2012.11.
  • せん断パネルダンパーの累積損傷度について
    玉井宏章、島津 勝、尾川勝彦、高松隆夫、飯田康博
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.237-244 、2012.11.
  • 炭素繊維プレートによる接着補強山型鋼圧縮材の解析的研究
    玉井宏章、服部明生、高松隆夫、小澤吉幸、久保田啓仁
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.245-252 、2012.11.
  • ブレース引張力を受ける露出柱脚の補強工法に関する研究
    嶋本仁、高松隆夫、山西央朗、玉井宏章
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.125-132 、2012.11.
  • 非対称Z型ノンコンプレッションブレース架構の振動台実験
    小松真吾、高松隆夫、玉井宏章、山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.447-454 、2012.11.
  • 高強度鋼用の複半月テーパ充填ボルト接合法に関する基礎的研究
    高松隆夫、玉井宏章、尾川勝彦
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.147-150 、2012.11.
  • 楔デバイスを用いた露出柱脚付きブレース架構の載荷実験
    中村友一、高松隆夫、山西央朗、玉井宏章
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.799-806 、2012.11.
  • 楔デバイス付接合部を有する架構の地震応答性状
    高松隆夫、玉井宏章、澤田樹一郎、景山朋定、山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第20号、pp.807-814 、2012.11.
  • 炭素繊維プレートによる化学プラント架構小梁補強の実施工例
    服部明生,玉井宏章,高松隆夫,山西央朗,小澤吉幸
    日本建築学会技術報告集、第18巻39号、pp.559-564 、2012.6.
  • 腐食した鉄骨部材の残存耐力・塑性変形能力に関する研究
    加藤巨邦,松尾 彰,澤田樹一郎,高松隆夫,玉井宏章
    日本建築学会技術報告集、第18巻38号、pp.203-208 、2012.2.
  • ブレース軸力を受ける露出柱脚の補強工法に関する実験的研究
    山西央朗、高松隆夫、玉井宏章、竹本泰聖、松尾彰
    鋼構造年次論文報告集、第19号、pp.133-140 、2011.11.
  • 高強度鋼用の複半月充填ボルト接合法に関する基礎的研究
    玉井宏章、高松隆夫、尾川勝彦
    鋼構造年次論文報告集、第19号、pp.201-208 、2011.11.
  • 炭素繊維プレートと鋼との複合材の高温クリープ限界せん断応力
    服部明生、玉井宏章、高松隆夫、小澤吉幸、久保田啓仁
    鋼構造年次論文報告集、第19号、pp.523-530 、2011.11.
  • 露出柱脚付きノンコンプレッションブレース架構の復元力特性
    高松隆夫、山西央朗、玉井宏章、中村友一
    鋼構造年次論文報告集、第19号、pp.749-754 、2011.11.
  • 楔デバイス付接合部を有した架構の保有水平耐力と最大層間変形角
    田邊真二郎、高松隆夫、玉井宏章、澤田樹一郎、山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第19号、pp.755-760 、2011.11.
  • 炭素繊維プレートによる山形鋼圧縮材の圧縮補強に関する実験的研究
    服部明生,玉井宏章、山西央朗、高松隆夫,小澤吉幸
    日本建築学会構造系論文集、第661号、pp.685-694 、2011.3.
  • 建築構造用高強度鋼材H-SA700Aを用いた乾式組立材の横座屈性状に関する実験的研究
    玉井宏章、高松隆夫、山西央朗、松尾 彰
    日本建築学会構造系論文集、第660号、pp.407-415 、2011.2.
  • 引張軸力領域を含む変動軸力と曲げを受けるアンカーボルト多数配列型露出柱脚に関する研究
    山西央朗,高松隆夫,玉井宏章,澤田樹一郎,松尾 彰
    日本建築学会構造系論文集,第.660号,pp.397-407 2011年2月.
  • 炭素繊維プレートによる山形鋼圧縮材の接着補強設計式に関する実験的研究
    服部明生,玉井宏章、山西央朗、高松隆夫,小澤吉幸
    日本建築学会構造系論文集、第659号、pp.175-183 、2011.1.
  • 建築構造用高強度鋼材H-SA700Aを用いた乾式組立材の弾性横座屈耐力評価式に関する一考察
    玉井宏章、松尾 彰、山西央朗、高松隆夫
    日本建築学会構造系論文集、第659号、pp.157-165 、2011.1.
  • 既存鉄骨露出柱脚アンカーボルトの耐震補強に関する研究
    松尾彰,澤田樹一郎,加藤巨邦,藤谷義信,高松隆夫,玉井宏章
    鋼構造論文集、第17巻第68号、pp.23-28 、2010.12.
  • 高強度鋼組立材の弾性横座屈耐力算定式に関する一考察
    玉井宏章、高松隆夫、山西央朗、松尾 彰
    鋼構造年次論文報告集、第18巻、pp.217-224 、2010.11.
  • 炭素繊維プレートによる山形鋼圧縮材の接着補強設計式に関する研究
    服部明生、玉井宏章、高松隆夫、小澤吉幸、久保田啓仁
    鋼構造年次論文報告集、第18巻、pp.307-314 、2010.11.
  • ノンコンプレッション方杖によるパネル降伏型柱梁接合部の補強設計
    弘永佑太、高松隆夫、玉井宏章、山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第18巻、pp.299-306 、2010.11.
  • 2層1スパンZ型ノンコンプレッションブレース架構の振動台実験
    高松隆夫、玉井宏章、荊尾友裕,澤田樹一郎,松尾 彰
    鋼構造年次論文報告集、第18巻、pp.369-376 、2010.11.
  • 楔デバイス付柱梁接合部を有する架構の地震後残留変位
    高松隆夫、玉井宏章、澤田樹一郎,田辺真二郎,山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第18巻、pp.47-54 、2010.11.
  • 露出柱脚付ブレース架構の復元力特性と崩壊機構について
    山西央朗,高松隆夫、玉井宏章、竹本泰聖,松尾 彰
    鋼構造年次論文報告集、第18巻、pp.335-342 、2010.11.
  • Z型ノンコンプレッションブレースによる構造システムと数値解析
    高松隆夫、玉井宏章、澤田樹一郎,土江葉菜子,山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第18巻、pp.39-46 、2010.11.
  • 振動台実験と時刻歴応答解析によるZ型NCブレース付き鋼構造骨組の一方向変形漸増性能と累積塑性エネルギー吸収量評価
    澤田樹一郎、高松隆夫、山西央朗、玉井宏章、松尾 彰
    日本建築学会構造系論文集、第656号、pp.1887-1890 、2010.10.
  • 改良型補強アンカーボルトの引張試験・せん断試験-既存鉄骨露出柱脚アンカーボルトの塑性変形能力改善に関する研究 その2-
    加藤巨邦,松尾 彰,澤田樹一郎,藤村 幸,高松隆夫,玉井宏章
    日本建築学会構造系論文集、第655号、pp.1709-1716 、2010.9.
  • 露出柱脚を有するブレース付フレームの復元力特性
    福原章宏、高松隆夫、山西央朗、玉井宏章、松尾 彰
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.65-72 、2009.11.
  • ノンスリップ型露出柱脚付き門型フレームに関する実験的研究
    山西央朗、高松隆夫、玉井宏章、福原章宏、三好行則
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.73-80 、2009.11.
  • 折り曲げ成形鋼板を用いた履歴ダンパーの開発
    玉井宏章、高松隆夫、村田 学、角屋治克
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.133-140 、2009.11.
  • 炭素繊維プレートで接着補剛した合成梁の載荷実験
    小澤吉幸、玉井宏章、高松隆夫、服部明生、三好行則
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.193-200 、2009.11.
  • 炭素繊維プレートと鋼との複合材のせん断クリープ特性
    服部明生、玉井宏章、高松隆夫、小澤吉幸、山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.201-206 、2009.11.
  • 既存鉄骨露出柱脚アンカーボルトの補強設計
    松尾 彰、加藤巨邦、澤田樹一郎、高松隆夫、玉井宏章
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.65-72 、2009.11.
  • 2軸曲げを受けるアンカーボルト多数配列型露出柱脚に関する研究
    山西央朗、玉井宏章、竹本泰聖、松尾 彰
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.515-523 、2009.11.
  • 引張軸力領域を含む変動軸力下のノンスリップ露出柱脚出柱脚の復元力特性
    高松隆夫、山西央朗、玉井宏章、竹本泰聖、松尾 彰
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.523-530 、2009.11.
  • 高強度鋼組立材の弾性横座屈性状に関する研究
    玉井宏章、高松隆夫、松尾 彰
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.549-556 、2009.11.
  • 2方向載荷を受けるせん断パネルダンパーの弾塑性挙動に関する研究
    玉井宏章、高松隆夫、三好行則、山西央朗
    鋼構造年次論文報告集、第17巻、pp.557-564 、2009.11.
  • 引張領域を含む変動軸を受けるノンスリップ型露出柱脚の抵抗特性に関する実験的研究
    山西央朗、高松隆夫、玉井宏章、松村高良、松尾 彰
    日本建築学会構造系論文集、第642号、pp.1495-1502、2009.8.

玉井宏章 教授
玉井宏章 Hiroyuki Tamai

メッセージ

建築学を目指したのは,両親の実家が建設業を営んでいた関係から.小さいころから「建築構造学をやっておけば,食うのに困らないぞ」とずっと言い聞かされていたので,それ以外の選択肢は考えなかった.今,たまたま研究職についていますが,やってきたことからすると受験時代の勉強の方が難しい.蛍雪時代を振り返ると,勉強は辛いけど,でも辛くて当たり前だと思っていた.楽なわけがないと.それは今学生にも言っています.何かお金をもらえるような学問や仕事がしたいなら,きちんとした実力をつけて欲しい.いい大学とかいい会社は関係ないと思いますよ:-)

詳しいプロフィール
おすすめの書籍など
  • 鋼構造塑性設計指針,日本建築学会
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