二級建築士を受験して
○受験の動機
・大学で学んだ知識を活かして何か資格を取得したかった
・せっかく大学院に進学したので、挑戦したかった
・将来的に活かせる資格を取得したかった
・社会人よりも学生という立場の方が時間的に優位だと思った
・将来的には1級も取得したいと考え、その練習として
・就職活動のアピールになるかもしれないと思った
○受験勉強について
・学科試験
2級建築士の学科試験を合格するための一番有効的な勉強法は過去問(問題集)を数多く解くことだと思います。2級建築士の学科試験の場合、過去問と同じまたは同じような問題が試験問題の半分以上出題される傾向にあるからです。私は問題集の中で間違った問題にチェックを入れ、その問題を後から再度解くようにすることで、過去問と同じような問題が出題された際には100%解けるようしておきました。
・製図試験
製図試験は時間との勝負です。図面は建築士の試験においては、そこまで精巧に描く必要がないので多少雑であっても図面の中に数多くの情報を描き込むことに注力したほうがいいと思います。図面を速く描くためには、練習する時間をたくさん設けることが必要です。ちなみに、私は約15時間/週の練習を2カ月間継続しました。
○最後に
2級建築士試験を受験して一番感じたことは、社会人と比べて時間的に余裕のある学生の方が圧倒的に有利ということです。学生のうちに合格できれば自分にとってアドバンテージにしかなりませんし、たとえ不合格になったとしても、勉強したことは次の受験に活かせるので、無駄にはなりません。少しでも興味があれば、学生のうちに挑戦することをお勧めします。