キャンパスライフ

卒業生メッセージ

隠崎雅浩
隠崎雅浩 Masahiro Kakurezaki
清水建設株式会社
[平成15年卒業,平成17年修了]

構造工学コース卒業時には設計や計画に必要な力学的能力が身に付きます

構造工学科で勉強したことで何が現在の仕事に役立っていますか?

隠崎 大学で磨いた力学的能力は、ことあるシーン毎に発揮されますが現場管理の仕事上、特に活かされるのが『仮設計画』です。仮設材メーカーの保証値を超えて足場を組みたいときなどは自ら計算し耐えるかどうか確認する事ができます。また、組み上げる仮設計画が過剰スペックになっていないか、削れるところはないかなども自分の手で確認する事ができます。

仮設計画は、コストに大きく直結するのでこれが現場監督の腕の見せ所なのかもしれません。

これから大学に進学する高校生にメッセージをお願いします。

構造工学コース卒業時には設計や計画に必要な力学的能力が身に付きます。また、建築士の受験資格が得られますので、建築の世界で頑張りたい皆さんはぜひ構造工学コースに入って下さい。私も大学院1年生の時に2級建築士に合格し、大学院修了後2年で1級建築士試験に合格しました。